髪のスタイリングをしていると頭皮が赤くなっていることに気が付いた経験はありませんか？
最初は赤いだけだったのに、次第にかゆみが出るなど症状が悪化することもあります。
頭皮の赤みは何かしらの頭皮トラブルのサインかもしれません。
今回は頭皮の赤みについてお話しです。
健康な頭皮の色
始めに、頭皮はもともとどんな色だったでしょうか。
普段あまり意識しないのでじっくり見ることは少ないと思いますが、頭皮は青白い色をしています。
頭皮が赤くなる原因
頭皮の下には細い毛細血管がたくさん通っています。
細い血管なので普段は血液の色が表面に出でくることはありませんが、血行が悪くなりうっ血しているとその部分が赤い頭皮となって見えることがあります。
そのような状態になりやすくなる原因について考えてみましょう。
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎とは頭皮のマラセチア菌というカビの一種が皮脂を栄養分として増加し、頭皮に炎症を引き起こす病気です。
脂漏性皮膚炎になると、頭皮のベタつきや痒み、湿疹、赤みがなど起こります。
また、放置することで脂漏性脱毛症に進行し薄毛の原因になる可能性があります。
この場合は皮膚科で診ていただいたほうが良いでしょう。
強い紫外線を浴びた
真夏に海水浴やプールなど長時間太陽の下にいると、頭皮が火傷した状態になります。
温かいシャワーを浴びると頭皮がヒリヒリ痛みます。
熱をもった頭皮をクールダウンしてあげましょう。
この場合は、保冷材や氷を直接頭皮に当てるのではなく、冷水で冷やしたタオルで頭皮を覆い、火照りがとれるまで冷やして下さい。
刺激を与えず、広範囲で冷やすことが出来ます。
頭皮のニキビ
頭皮には毛穴が多く存在し、密集し皮脂分泌が多いのでアクネ菌の増殖に適した環境です。
頭皮の毛穴に皮脂が詰まることで雑菌が繁殖し、赤いニキビができます。つぶしてしまうと炎症が強くなってしまい、跡がのこることもあります。
頻繁にニキビが出来てしまう方は、ニキビの原因となる皮脂の過剰分泌やターンオーバーの乱れ、ストレスや睡眠不足などが挙げられます。
気がついたら治っていることも多いと思いますが、たくさん出来てしまっている場合は皮膚科で診てもらいましょう。
誤ったヘアケア
シャンプーのすすぎが不十分、または洗いすぎている場合も赤くなります。
すすぎが不十分で赤みがでるのはシャンプー成分で頭皮がかぶれるためです。
洗いすぎている場合は、頭皮の皮脂を奪い去りバリア機能の低下を招き、その結果
頭皮がダメージを受け炎症がおこるためです。
これらを見直しても赤みが治らない方はシャンプーの成分と頭皮の相性が合わず、
アレルギー反応を起こしている可能性もありますので頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーに変えてみたり、洗髪方法を変えてみて下さい。
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まとめ
頭皮が赤くなった場合、何が原因なのかを見極め原因を取り除いてあげることが大切です。
頭皮環境を整えることで赤みを予防しましょう。
気になる方は頭皮に栄養をしっかりと与えるためにも医師監修の美サプリを飲んでみてはいかがでしょうか。
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