髪への栄養、食事だけで摂りきれていますか？ - 発毛専門医プロデュースの信頼”美”爪サプリ glam（グラム）

髪や育毛に必要な栄養素は多岐に渡ります。

現代人の食生活は、脂質や糖質が多い食事になることが多く、栄養素が偏りがちです。

バランスの取れた食生活を送りたいとわかっていても、なかなか出来ないという方も多いと思います。

今回は毛髪診断士の立場から、髪や育毛に有効な栄養素にスポットをあててお話していこうと思います。

髪の三大栄養素
食生活の改善が難しい方はサプリメントを活用しましょう。

髪の三大栄養素

髪の成長に欠かせない三大栄養素をご存じでしょうか。これから上げる３つの栄養素がバランスよく摂取できることで、健康な髪の毛が成長していくのです。

では髪に重要な三大栄養素とは何があげられるのでしょうか。

①タンパク質

髪の毛の主成分は「ケラチン」です。

ケラチンは18種類のアミノ酸が結合したたんぱく質によって構成されています。たんぱく質は髪の毛に限らず、筋肉の成長やさまざまな体の部位に必要な栄養素です。タンパク質が不足すると、生命の維持に必要な各内臓に優先的に運ばれてしまうため、髪の毛に行き届くのは後回しになってしまいます。その結果、毛包への栄養不足が生じ、薄毛や髪質の低下を招いてしまうのです。

たんぱく質が豊富な食材は、鶏ささみ・アジやイワシ等の青魚類・豚肉・卵・乳製品・大豆製品ななどに多く含まれます。
高タンパクで脂質や糖質は控えめの食事が、髪や健康な身体作りには理想的です。

関連記事「髪の主成分「ケラチン」を補いましょう！」はこちらから

②ビタミン

髪に必要なビタミンは主に、ビタミンA・ビタミンB・ビタミンC・ビタミンEがあげられます。

それぞれについて簡単に説明していきましょう。

ビタミンC

ビタミンと聞いて最初に思い浮かぶビタミンとも言えるビタミンCですが、どんな働きのあるビタミンでしょうか。ビタミンCは血液循環をアップする作用があります。血液に取り込まれたアミノ酸を髪まで届けるためのアシストをしてくれます。その他にも、髪のハリ・ツヤ・コシに重要なコラーゲンの生成、たんぱく質の構成を促す作用もあり、髪のとって良いことづくめなビタミンなのです。ビタミンCは緑黄色野菜やフルーツに豊富に含まれています。

ビタミンA

ビタミンAには新陳代謝の促進や血流改善の効果があります。その働きによって、髪の生まれ変わりを促し、頭皮の状態を健康的に保つことができるビタミンです。

ビタミンB

肌荒れを起こした時に、市販のビタミンB製剤を飲んだことがある方も多いのではないでしょうか。

ビタミンBは皮脂量を調節する働きがあるので、乾燥やベタつきが起きやすい頭皮環境を健康な状態に導く作用があります。中でもビオチン（ビタミンB7）は、髪の成長に必要なアミノ酸の代謝を促す働きがあるため、積極的に取り入れてほしいビタミンです。赤身の魚や豚肉。バナナやナッツ類に多く含まれています。

ビタミンE

ビタミンEは血管拡張作用があるので、血行を促進させます。

髪の生育において、血流や血行が良くなることは非常に重要です。毛は体の末端に位置していますので、毛母細胞にしっかり栄養を届けるには血流や血行を良くすることがとても大切なのです。ビタミンEもその役割を持っています。

ビタミンEが多く含まれている食品はゴマ・ウナギ・ナッツ類・魚卵などですが、脂溶性ビタミンなので同じくビタミンEの豊富なオリーブオイルで炒めるなどして食べることで効率的な摂取ができます。

③ミネラル

ミネラルにも沢山の種類があります。カルシウムや鉄分、ヨウ素などのミネラルの中でも特に髪に重要なミネラルが亜鉛です。

亜鉛は、髪の主成分であるケラチンを生成するミネラルです。不足すると摂取したタンパク質を育毛の栄養をして使うことができなくなってしまいます。亜鉛はタンパク質を効率よく吸収し、細胞の活性を促すので健康的な髪や肉体を作ることに欠かせないミネラルなのです。また、薄毛の原因となる５αリタクターゼ酵素を抑える働きがあることもわかっています。

亜鉛が豊富な食品は、牡蠣やレバー、ナッツ類、納豆などです。