髪のアレンジをするのにアイロンやコテは欠かせないアイテムです。
髪に熱を加えることで、くせ毛をサラサラのストレートできたり、ふんわりとしたニュアンスヘアを作ることもでき、非常に便利で毎日使っている方もたくさんいらっしゃると思います。
でもこのヘアアイロンやコテを使うことにより熱で髪が硬くなったり、髪ダメージが発生することも事実です。
自分好みのヘアアレンジを楽しむためにも髪を熱から守ってあげることも大切です。
そこで今回はヘアアイロンやコテの熱ダメージで髪が硬くなる原因をお話ししていきます。
髪が硬くなる原因
髪の約85%はケラチンというタンパク質でできているのですが、タンパク質は60度以上の熱を加えると硬くなるという性質があります。
アイロンやコテで髪の毛に熱を加えることにより、髪内部の主成分であるタンパク質が変形する“たんぱく変性”という現象が起こり、髪が硬くなってしまうのです。
イメージとしては卵からゆで卵になっていく状態です。
卵は火を通すと硬くなりゆで卵になり、このゆで卵の状態は加熱されたタンパク質が結合した状態なのです。
ヘアアイロンやコテを使用することで髪がサラサラで整いツヤが出るという効果がありますが毎日熱を与えることにより髪を硬くしてしまうことがあります。
また、ドライヤーも同じことがいえます。
乾かす際に同じ箇所だけに熱が当たっていると熱ダメージが蓄積されていきます。
こんな状態には要注意!髪が硬くなってきたサインかも…
次のような髪質の変化を感じ始めたら、髪が硬くなってきたサインかもしれません。チェックしてみなしょう。
・髪を触るとゴワゴワする
・肌に触れるとチクチクする
・アイロンやコテを使っても形が作りにくくなってきた
・アイロンやコテを使った日は髪が引っかかりやすい
これらの状態は、熱によって髪が硬く変化している可能性がありますので必要以上に使わないよう注意しましょう。
使用する場合は適切な温度設定とあてる時間に気を付け、できるだけダメージを少なくするよう心がける必要があります。
熱から髪を守るためには?
髪にダメージがあるとわかっていても、毎日のヘアセットにはコテやアイロンが欠かせない方も多いと思います。日ごろのヘアケアで少しでもダメージを減らす方法をご紹介いたします。
タオルドライをしっかりと行う
タオルドライをきちんとすることで、ドライヤーをかける時間を短くすることが出来ます。
毛先から水滴が落ちない程度までタオルドライをしっかり行いましょう。
濡れた髪の毛はキューティクルが開いている状態で摩擦には非常に弱くなっているので
タオルでこすり合わせるのではなく、タオルで挟んで押さえるようにしながら水気を吸い取りましょう。
アウトバストリートメントやオイルを使用する
髪を保護するヘアオイルや流さないトリートメントはドライヤーの熱から髪の毛を守るほかに、パサつきや摩擦を軽減し手触りを良くしてくれます。
髪の毛を傷ませないためにも全体的にむらなく付けていきましょう。
ドライヤーを髪からなるべく離す
髪に近づけすぎると強い熱ダメージを受けるので最低でも頭から10~20㎝程度離した状態から当てるのが理想的です。
距離を離していても同じ場所に当て続けると髪はダメージを受けるのでドライヤーを左右に振りながら頭皮を乾かすようなイメージで動かし、毛先はダメージがあり乾きやすいので最後に乾かしましょう。
ヘアアイロンやコテは髪が乾いてから使う
髪の毛がしっかり乾いている状態で使用しましょう。
髪の“タンパク質の変性”は60度から始まり、110度以上になると急激に髪の毛が硬くなります。
何度も同じ場所にアイロンを当てたり、コテを巻いたまま放置しないようにしましょう。
髪のダメージをおそれ、低い温度で何度も当てるのは高温よりも負担がかかります。
髪質によってクセが伸びない場合もあるのでアイロンやコテを使用する方は
自分に合った設定温度を見つけましょう。
まとめ
髪はヘアアイロンやコテの熱により“タンパク質の変性”で硬くなります。
健康な髪は、傷んでいる髪より熱ダメージは受けにくくなります。
柔らかく指通りの良いなめらかな髪を目指すためにも、毎日のケアのルーティンに医師監修の髪に特化したサプリを取り入れてみてください。
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