静電気で髪は傷む!?

美髪コラム

朝晩と気温が下がり空気が乾燥し始めるこれから時期は静電気が気になり始めます。

この静電気、髪が広がったり絡まりやすくするだけではなく、痛みの原因にもなります。さらツヤの美髪を維キープするためにもなるべく静電気は防ぎたいものです。

そこで今回は静電気が髪に与える影響や対策をお話ししていきます。

静電気が起きる理由

この静電気は“もの”や着ている衣服が自分と摩擦をすることで発生します。

髪の毛の静電気も、髪と櫛が擦れあい摩擦によって双方の電気バランスが崩れ静電気おこります。

静電気を起こしやすい環境は気温と湿度が低い時で、湿度が20%以下で気温が25℃以下です。そのため、日本のような気候では冬に静電気が発生しやすくなります。

ちなみに、人によっては静電気が発生しにくい方もいますが、これは着ている洋服の組み合わせによるものです。

人の体は電気を通しやすいのでそこに個人差はありませんが、肌が乾燥していると静電気は逃しづらくなります。

夏場に静電気を感じることが少ないのは、湿度の高さに加え暑さで汗をかいていることで肌は自然と電気を帯びにくい環境が出来ているからです。

静電気が髪に与える影響

髪をツヤツヤに見せてくれるキューティクルは静電気のダメージを受けると剥がれやすくなり、髪内部のタンパク質や水分をとどめておくことができなくなります。

切れ毛や枝毛、ツヤがなくごわつくなどの変化をきたすのはそのためです。

一度壊れてしまったキューティクルは補修することが出来ても戻ってくることはありません。静電気が起きづらく環境を髪に作ることが大切です。

また、静電気はチリやほこりなどの細かな粒子を髪に付着させ髪が絡んで傷ませる原因にもなります。

静電気対策

静電気の発生を抑えるためには、髪の毛の水分を保ち摩擦を防ぐことが大切です。次のような対策で影響を軽減できるかもしれません。

ブラッシングにひと工夫加える

ブラッシングをする前には、洗い流さないトリートメントやオイルなどのスタイリング剤を使用したり、ブラシの素材を木や猪毛のブラシに変えると静電気の予防になります。

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こまめな水分補給

体内の水分が足りずに、常に静電気が溜まりやすい体質の人を“帯電体質”といいますが、帯電体質の方はお肌や髪のも水分が足りていません。

こまめに水分を摂ることで改善することもあるので思い当たる方はいつもよりも多めの水分を摂ってみるのも静電気対策の一つです。

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洋服の素材を変えてみる

洋服には様々な繊維が使われていますが、同じ性質の素材を重ね着した場合は摩擦が生じても静電気が起きづらく、異なった性質の素材を重ね着すると静電気が起こりやすくなるという特徴があります。

例えば、冬といえばヒートテックを着用される方も多いと思います。

ヒートテックはポリエステル素材なのでウールのニットを着た場合静電気が起こりやすく、アクリル素材に変えると静電気が起きづらくなり予防になりなります。

静電気ダメージに負けない美髪を目指しましょう!

人そのものが微動の電気を常に帯電している存在なので静電気が発生してしまうのは仕方がないものです。

今は便利グッズとして静電気除去製品も多く販売され、日頃の水分補給や朝のスタイリングの際にひと手間かけることで静電気をコントロールしツヤツヤさらさらをキープできます。

美髪は日々の努力の積み重ねが大切です。

静電気のダメージに負けないようサプリで内側から美髪ケアを行い、冬のダメージを乗り越えたいですね。

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